雨の日の森の中@グローブ座

 まっすー@おれのこぶたちゃんと片桐@もじゃもじゃ天使、夢の共演でした。まっすーのかわいさは孫のそれではないかと思う。なんでこんなにかわいいのかよ!!俺の嫁ならぬ俺の孫。

とある雨の日の森の中。遠出した帰り道、ノボル(増田貴久)と早峰(谷村美月) は車のガス欠で立ち往生してしまう。極度のビビリ症であるノボルは暗闇に怯えて動こうとしない。呆れた早峰はわざと『殺人鬼が住む殺人ペンションの怖い話』をしてノボルを脅かすと、1人森の中を歩き始める。
そんな二人が辿り着いたのは見るからに寂れている古いペンション。そこに居たのは、ミュージシャンとしての成功を夢見るオーナー夫婦や、すぐに言い争いを始める2人組の男性宿泊客など、胡散臭い人間ばかり。更に、ペンションオーナーの特徴が『早峰から聞いた殺人鬼の特徴』と偶然一致していたため、ノボルはそこを『殺人ペンション』ではないかとおびえ始める。

 コメディ版のかまいたちの夜みたいなもん?って適当に言ったの結構当たっていたかもしれないと勝手に思っている。勘違いと思い違いと聞き間違いとでちょっとずつのズレが大変なことに、というドタバタコメディ。どんでん返しもあり(読めるけど・笑)テンポよくておもしろかった!脚本演出大事ちょう大事、とまた唱えます。
 片桐のせいだけじゃなくてなんかこう間合いがラーメンズっぽいよなーと思ってたら脚本と演出が関連の人だったそうでとても納得した。理詰めの笑いの中で本能の人・イノセント片桐が自由に舞うの覚えがあるはずだよ。そんな覚えのあるワールドにまっすーがいるという不思議……。うーん、観られてよかったなあ。


 まーとにもかくにもまっすーがかーわいくてかわいくて。かわいい以外に形容のしようがないです。女子の方がよっぽど男前な、情けないビビリっぷりがひたすらにかわいかったです。びっくりすると「ヘム!」って言うんだよ。言うていうかたぶんあれ鳴き声だ。そういう生き物だ。小動物がびっくりするとぴょん!って跳ねるようなイメージで超飛び上がってたし。無駄にバネがすごい(笑)。
 まっすーは声が通るから舞台向いてるんじゃないかな〜。かわいいし。あとかわいいし。わたしかわいいしか言ってないし。キャワが致死量。共演の皆さんにもかわいがられてるんだろうな〜というのが放送事故な挨拶をあたたかく見守る皆さんの様子から伝わってまいりました。というか片桐さんが人の世話を焼いているよ!!というのが衝撃的だった(笑)。